婚活の失敗を経営に活かす!婚活でも会社でも「モテる」社長になる方法
あなたはこんな「嫌われる社長」になっていないですか?
本気で結婚をしたいと考える方が、婚活サービスを利用して結婚できるまで平均で半年から1年と言われています。
そんな中で私が知る中小企業の経営者に、結婚相談所を2年利用しても結局結婚ができなかった方がいました。
決して活動量が少なかったわけではなく、積極的にお見合いをされ、婚活パーティなどにも参加をされていた社長はなぜ結婚することができなかったのでしょうか。
この社長、実は社員からもお見合い相手からも同じような理由で嫌われてしまっていたようです・・・
相手に合わせた柔軟さを持つ
会社を経営していくためには、社長が自分の考えに自信とこだわりを持って経営判断を行っていくことが求められます。
社長の「こだわり」が会社のビジョンや風土を作り上げていくベースとなることもあるため、こだわりを持つということは非常に大切なことだと思います。
ただ、こだわりが強すぎると一緒に働く社員や、これからの人生を共にするかもしれない相手に時として面倒な人だという印象を与えることもあるようです。
この社長は「風水」にとてもこだわりのある方でした。例えば、
- お見合いの日取りを決める場合も開運日や吉日でないといけない
- お相手の着てきた服の色がラッキーカラーでないと、うまくいかない気がして断ってしまう
- お見合いの場でもついつい風水的なアドバイスをしてしまう
など、お相手選びからお見合いの設定、お見合い中の会話においても「こだわり」が満載で、なかなか苦戦をしていました。
会社では、社長が風水にこだわって会社に置いていたものの位置を、社員が知らずに変えてしまって激怒するなど、一部の社員からは「風水社長」という陰口を叩かれるほど嫌われていたようです。
もちろん、風水に従って会社の経営がうまくいくようになったというお話もお聞きすることがあるので、それ自体が悪いことではないのです。
自分のこだわりを他人に押し付けてしまうことが問題なのです。
相手や状況に合わせて自分のこだわりを捨て、考えを柔軟に変えられるという視点もモテるためには必要です。
失敗を認める素直さを持つ
誰しも自分の失敗を認めるのはつらいものですが、この社長の場合は失敗を誰かのせいにする癖が少し強かったみたいです。
お見合いの席でこんなことがあったようです。
この社長がコーヒーを飲もうとした時に、手がすべってしまい少しだけコーヒーがこぼれてしまいました。
そうすると、女性の前で恥をかいたと思ってしまったのか、社長は店員さんに「コーヒーカップが熱すぎる」と文句を言ったようです。
そんなことをしてしまうと目の前にいる女性はドン引きですよね。
会社でも、営業数字が思ったように上がらなければ営業部長のせい、その下にいる社員のせい、というように自分では責任を取ろうとしない姿勢があったようです。
自分の失敗を誰かのせいにしてしまうのは楽ですが、それだと誰も付いてきてくれません。
会社でもプライベートでも自分の失敗は自分の責任という意識をしないといけないですね。
まとめ
今回ご紹介した社長の例には後日談があります。
最終的に結婚ができなかった社長には、申し訳ないですがしっかりと理由をお伝えし、改善をしないとなかなか婚活は難しいのではないかとお伝えしました。
激怒されるかなと思っていたのですが、意外にもその逆で「直近で古株の社員に辞められてしまい、同じような指摘をされた」と、とても反省をされたのです。
社長ともなると周りがイエスマンばかりになってしまうことも少なくありません。
この社長の場合は、会社を離れて「社長への忖度」はしてもらうことができない婚活という場面で、初めて自分を見直すことができたようです。
最終的に一旦は婚活を諦めて会社の立て直しに全力を尽くすと言われていましたが、また戻ってきてくださったら今度はきっとモテる社長になられているはずです。