「存在しない人探し」していませんか?絶対に譲れない条件の見つけ方
結婚相談所にご登録をいただくと、まずは理想のお相手像をお伺いしデータベース上で検索をしていく作業から始まります。
検索条件がいくつもあるため、婚活始めの多くの人がやってしまいがちなミスとしては、すべての項目に希望条件を入れて検索をしようとすることです。
年齢や住所、職業、最終学歴、年収、続柄、婚姻歴、身長、体重、血液型、結婚観・・・言い出すときりがないのですが、細かく指定しようと思えばいくらでも出来てしまうのです。
そのため、ついつい思いつくままに条件を入れて検索をした結果、検索結果に誰も出てこないという経験をした婚活経験者の方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな「存在しない人探し」に時間をかけてしまい、気がつけばまだ一人ぼっち・・・なんてことにならないように、婚活をする上での絶対に譲れない条件の見つけ方について考えてみたいと思います。
「自分の理想」か「自分を求めてくれる人」か
これは登録されている結婚相談所が活用するデータベースによって異なってくるかもしれませんが、お相手の検索条件として「お相手へ希望する条件」だけでなく「お相手が希望する条件」も入力できる場合があります。
自分の理想とする条件でお相手探しをするというのは当たり前だと思いますが、自分を求めてくれる人がどれくらいいるのか、どんな人がいるのかという視点でお相手探しをするということもできるのです。
そのため、多少乱暴な言い方になりますが「とにかく一刻も早く結婚がしたい」だったり「自分を良いと言ってくれる人であればとにかく会いたい」というような方がいれば、お相手が希望する条件に自分を当てはめて探してみるということもできるのです。
もし、なかなか婚活がうまくいかないという方であれば、自分が理想とする条件の方の中でご自身の条件をOKとしてくれる方がどのくらいいるのか客観的に見てみるのも良いかもしれません。
自分の理想を追求するのか、自分を受け容れてくれる方を探すのか。
それによっても条件設定は大きく変わってきます。
不変か可変か
お相手に求める条件を設定しようと思えばきりがないというのは、冒頭にお伝えした通りです。
ただ、その条件が不変(お相手がどんなに頑張っても変えられない)なのか、可変(頑張れば変えられる可能性がある)なのかを考えてみるのも良いでしょう。
例えば、年齢や出身地、血液型、婚姻歴などどんなに頑張ってもいまさらどうしようもないことってありますよね。
逆に結婚観や現住所、職業や体重などは変えられる可能性があるため、可変的な条件だと言えるかもしれません。
そのため、ご自身が設定しているお相手に求める条件のうち「不変」なものが何で、「可変」なものはどれなのかをまずは把握してみましょう。
その上で、不変的条件で絶対に譲れないものがあれば、それは第一優先とするのが良いかもしれません。
もし可変的条件ばかりを設定しているのであれば、将来的にお相手との話し合いや双方の努力によって変えられる可能性があるかもしれないという視点で条件を見直してみても良いかもしれません。
不変条件の代表例
- 年齢
- 出身地
- 最終学歴
- 身長
- 血液型
- 婚姻歴
- 子どもの有無
可変条件の代表例
- 結婚観(家事・育児・お金の使い方など)
- 現住所
- 体重
- 年収
- 職業
- 生活習慣(飲酒・喫煙習慣など)
もちろん、職業や年収はお相手の経験や能力に裏付けされる部分もあるため「限りなく不変」とも言えるかもしれませんが、転職による給与アップを実現できる人も増えている現在、その可能性も含めて検討する必要はあるでしょう。
BetterかMustか
ここまで来ると、これまでかなり絞られていた条件が少し広がってきた方もいるかもしれません。
それでもまだ条件がたくさんあって、なかなか希望の相手に巡り会えません・・・という方は、その条件がBetter(あってほしい、あればなお良い)か、Must(満たせないのはあり得ない)か考えてみてください。
これは特に不変条件の中で見てほしいのですが、例えば年齢です。
「40歳以下が良いな」という希望なのか、「40歳を超えていたら絶対に対象外」なのか。
最終学歴なら、「大卒以上が良いな」なのか、「大卒以上でないと絶対に会いたくない」なのか。
Must条件としている場合は、ご自身の価値観の根幹にある部分で絶対に譲れないご理由があると思いますので、そこは必須としてお相手を探される方が良いと思います。
Better条件の場合は、お相手によってはそこを超える可能性もあるため、婚活がなかなかうまくいかないとなった場合は見直せる余地もあるかもしれません。
まとめ
今回は、婚活がなかなかうまくいかないという人に向けてお話をさせていただきました。
もちろん、ご自身の理想に叶うお相手と巡り会えるというのが一番だとは思います。
ただ、もしそれが難しいという状態が長く続いているのであれば、ご自身が「存在しない人」探しの状態に陥っていないのかチェックしていただけると良いかもしれません。