中小企業経営者が結婚するならこんな人!理想のパートナー探しの秘訣

中小企業のコンサルティングの仕事をしていると、実は経営者と同じくらいその奥様とお話をさせていただくことが多くあります。

中小企業の場合、人事や労務、財務と言ったいわゆるバックオフィスと言われる業務を担っているのは、社長の奥様であるということが非常に多いのが現状です。
最近では女性経営者も増えてきているように感じますが、その場合もご主人がパートナーとして経営面でも社長を支えられている会社様がたくさんいらっしゃいます。

そこで、今回は私が実際に目にしてきた実例をもとに、中小企業における社長の理想のパートナー像について考えてみたいと思います!

目次

受容的である

経営者は常に会社や社員を守るために、ある意味臨戦態勢でいる必要があるかと思います。そのため、必然的に自己主張が強い側面があったり、支配的になる場面もありますよね。

そんな時にパートナーである奥様やご主人が社長の言動に対して、批判したり反論をしたりすると大喧嘩になってしまうのは容易に想像ができます。

もちろん、家庭生活や子育てに関することについては時として喧嘩してでも意見をぶつけ合った方が良いこともあるかもしれません。
でも、会社のこととなると話は別です。社長の考えを評価するのではなく、受け入れて支えてくれる姿勢があってほしいですよね。

実際、私が出会った経営者の奥様は会社では社長の考えに対して決して批判することはせず、むしろ社長の考えを代弁し社員との橋渡しとしての役割を担われていました。多少思うことがあっても、社長の考えを受け入れることにしているそうです。

ちなみに家ではどうかというと、「社長が忙しくしてるから、できるだけくつろげるようにはするけど、立場が逆転することもあるよね」なんて笑って話されていたのが印象的でした。

楽観的である

経営においても片腕としての役割を担う経営者のパートナーは、会社の経営状況によっては強いストレスを感じることもあります。さらには隣で頭を抱える社長の話を聞き、励ますことも必要になるかもしれません。

また、最初に申し上げたように中小企業の経営者のパートナーは会社の業務を手伝うことも多く、日々たくさんのタスクに追われます。

実際に私がお会いする経営者のパートナーの皆さんは家事や子育てもこなしながら、経理や採用活動、社員の管理までされています。そのため、多少のことは大目に見られる良い意味での大雑把さを持ち合わせている方が多いように思います。

中小企業経営者のパートナーとして生きていくためにはストレスを受け流しつつ、予定通りにいかなくても気にしない楽観的な姿勢も必要なのかもしれないですね。

社長との結婚に憧れすぎない

これは先の2つとは少し異なり、失敗例から学んだことです。

以前ある社長がご結婚をされた時に、「実は自分はバツ2で、もう結婚はしないと思ってたんだけど、今回は違うと思ったから結婚することにしたんだよ」というお話をお聞きしました。

大丈夫なのか?という若干の疑念を隠しつつ、何が違ったのかをお伺いしたところ、「社長の妻に夢を見すぎていないと思えたんだよ」との意外な返事がありました。

経営者と結婚することでまるで映画やドラマで見るようなセレブな生活を手に入れられるのではないかと期待をしてしまう方がいるのも事実です。

もちろん、そんなお相手の夢を叶えてあげるためにより一層頑張れる社長もいるかもしれませんが「社長との結婚」に憧れすぎていると現実はそんなに甘くない・・・ということもあるため要注意ですね。

まとめ

今回ご紹介した事例は、あくまでも私が目にしてきた一部の事例です。そのため、経営者の性格によっては今回ご紹介した内容とは真逆な性格の方が良い場合もあるかもしれません。経営者に限らず、結婚を考える相手には自分にないものを求めがちですものね。

これから先の長い人生を家庭でも会社でも良きパートナーとして支え合っていけるのかを見極めるために、社長が描く会社の理想の未来を語って共感してもらえるのかを確かめるなんていうことも良いかもしれませんね。

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この記事を書いた人

WeaveHeart結婚相談所のアバター WeaveHeart結婚相談所 中小企業コンサルタント・キャリアコンサルタント・産業カウンセラー

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