婚活に婚姻歴は関係なし!バツイチでも再婚できる人・できない人
先日、34歳バツイチの女性からこんな相談をもらいました。
「26歳で結婚して2年で離婚したのですが、その後彼氏ができていません。やっぱりバツイチだと再婚は難しいのでしょうか・・・。」
婚姻歴があると再婚がしにくくなるのではないか、と婚活を始めることを悩んでしまうという女性は意外と多いかと思います。
そんな女性の皆様に声を大にしてお伝えしたいのは、結婚相談所での成婚率に婚姻歴は関係ありません!ということです。
今回は婚姻歴があっても、成婚することができる人の特徴についてお伝えしたいと思います。
初婚よりも再婚の方が成婚しやすい
婚姻歴の有無は成婚のしやすさに関係はありません!とお伝えしても「本当なのか」と疑いを持つ方もいらっしゃるかと思います。
そこで、まずは日本で最も大きな婚活会員データベースを持つIBJが毎年発表している「成婚白書」をもとに、婚姻歴の有無と成婚率の関係を見てみましょう。
2022年、2023年のデータを見てみると、実はいずれにおいても「初婚」よりも「再婚」のほうが成婚しやすいということが明らかになっているのです。
男女ともに再々婚以上となってくると成婚しにくくなるという傾向がありますが、バツイチであるということが成婚率を下げてしまうということはないということが分かっています。
2022年の内容を見てみると成婚者の構成割合における再婚者の割合は、男性14.8%、女性10.6%と、1割以上は再婚者となっているのです。
この結果からも分かるように、再婚であるということが婚活において不利になる可能性は低いと言えます。
結婚経験があることをメリットとして活かせるか
では、再婚であっても比較的早期に成婚をされる方にはどんな特徴があるのでしょうか。
まず過去の結婚がうまくいかなかった原因について、きちんと振り返ることができるかどうかが大きなポイントになります。
よくあるケースだと、結婚生活がうまくいかなかった理由を「性格の不一致」や「価値観の不一致」と言われる方がいます。
もちろん、こういったご理由での離婚はとても多いと思いますし、性格や価値観が合わないと感じた方と一生を共にすることが難しいと判断されること自体は致し方ないことだと思います。
ただ、大切なことはもっと具体的に「相手のどういう価値観が自分と合わなかったのか」「性格のどういう部分を嫌だと感じていたのか」を考えることです。
結婚生活において価値観が現れてくる場面はいくつもあります。
家族に関する考え方なのか、家事や育児のことなのか、お金や宗教、政治的な面における価値観なのか、さらに細かい点で見るともっと多くの価値観がありますよね。
自分にとって大切にしたい価値観がどういうもので、それを尊重してくれる相手はどんな人なのか、きちんと考えて言語化することが大切です。
自分から積極的に動けるか
これは、婚姻歴があるかどうかを置いておいたとしても、早期に成婚されるための必要不可欠なポイントです。
特に婚姻歴がある方の場合「バツイチだから」という引け目をお感じになる方もいらっしゃり、活動が消極的になってしまうことがあります。
実はこれ、結婚相談所を利用した婚活においては非常にもったいないことなんです。
結婚相談所を利用される方は事前に学歴や収入、婚姻歴など細かくアドバイザーに申告されています。
そしてご希望の条件についても「初婚の方に限定」するのか、「婚姻歴があっても構わないのか」など、こちらも細かくアドバイザーとすり合わせをされているはずです。
そのため、婚姻歴があっても構わないとお答えになっている方に対して、わざわざ遠慮することはないのです。
ファーストステップをクリアしている中でお相手を探していただき、少しでも会ってみたいと思われた方にはぜひ積極的に「会ってみたい!」とアプローチした方が良いのです。
まとめ
今回は婚姻歴のある方に向けてメッセージも込めて書かせていただきました。
最近ではバツイチなんていう言い方をすること自体もどうなのか、バツイチではなくマルイチだと言われる方もいらっしゃいます。
婚姻歴があることは決してマイナスではない時代です。
過去の結婚の経験を失敗だと捉えて動き出せないとすれば、動かないという判断をしている今の自分の考え方が失敗なのかもしれません。
自分はマルイチだと笑って言えるように後悔のない選択をしたいものですね。